レオ・フエニックスは今までの小学校から高校までの学校教育の全てではありませんが多くを否定し、創造力と問題解決能力のある人間になるための教育を実践するスクールです。
スクール名は文理両分野に深い造詣を持ち、全脳思考で偉大な仕事を成し遂げ、かつ未来の予言者でもあった手塚治虫先生のライフワーク・火の鳥から不死鳥・フェニックスの単語を、万能の天才、レオナルド・ダヴィンチからレオナルドの名前をいただきレオ・フエニックスとしました。
◆レオ・フエニックスは3本の柱からなっています。
このカリキュラムにより、芸術作品を作り、起業やプログラミングもできて、これからのプログラミング・インターネット・AIなどの情報テクノロジー社会に対応できる、海外でも働き生活できる人材を育成します。
対象となる年齢は小学2年生から高校3年生までです。生徒さんの年齢と現在の基礎的な学力に応じて授業のレベルを調整していきます。受講スタイルは通学と、SkypeによるパソコンTV電話授業の2スタイルから選んでいただけます。全国どこからでも受講可能です!
ピアノレッスンと英会話レッスンはオプション(追加で選択)講座で受講は必修ではありません。 英会話については習得方法のアドバイスをするサービスも行っております。
以前TVで色々な人の脳のレントゲン写真を撮って、脳の研究をしている角田忠信教授に診断してもらうという番組をやっていました。
その時、その中の1枚の写真を見て角田さんが「これは誰の脳ですか?こんな脳の写真は見た事がない」「 これまで見たどの写真よりも脳梁が異常なまでに太い」と言いました。
スタッフが「坂本龍一さんの写真です」と言うと「なるほど、そうでしょうねえ。普通の人の脳ではないと思いました。」と言われました。
左脳と右脳の連絡通路である脳梁が太いと何がどうなのか? これは坂本さんが左脳と右脳を激しく連携させ脳全体をフル稼働させて音楽作品を創っている事を表していると思います。
ここで坂本さんの受けて来た教育を見てみましょう。
幼稚園は『世田谷幼児生活団』というところで、園児全員にピアノを習わせ、楽器やお絵かきなどその日子供が取り組みたいと思う事を出来るだけ自由にさせ、出来るだけ自然の中で伸び伸びと育てるようにするという自由学校のような幼稚園に通っており、坂本さんはそこで最初の作曲をしています。
その後ピアノを習い続け10歳で東京藝術大学教授の松本民之助に師事し作曲を学び始め、小学校卒業の時には「今すぐでも東京芸大の作曲科に合格出来る」と言われたそうです。
お父さんは河出書房の有名な編集者で、坂本さんも勉強が出来たので当時の進学校である新宿高校に進学して学生運動にのめり込みます。その後東京芸大作曲科に進んでYMOに参加。その後の活躍はご存じのとおりですね。
最新の研究では、音楽を鑑賞している時に人間は脳のほんの一部しか使用していないのが、楽器の演奏を習い始めると練習開始と同時に左右の脳が激しく連携を取り全脳をフル回転させて音楽を創造する脳の状態に切り替わる事が分かっています。
また、ピアノや楽器の練習が脳梁を太くする事も分かってきました。
東大生が過去にしていた習い事のNo1がピアノでした。エリック・クラプトン、チャー、渡辺香津美など最初に独学でギターの演奏をマスタした超一流のギタリストに共通するのもピアノを習っていた事です。
ですから坂本龍一さんの脳梁を太くして創造力あふれる人間にししたのは、ピアノと作曲を早期に学んだ事と、幼少期に自由に伸び伸びと育ったからだと思います。
ソフトバンクの創始者、孫正義さんの弟さんの孫泰藏さんは、「起業家として大成功した人は小学校就学前に自然の中で自由に伸び伸びと育った人が多い」と講演で言っておられました。
また「過度の習い事をさせるより、自由放任の方が大人になった時の知的生産能力の伸びが良いというアメリカの研究結果も出てきている」との事でした。
もし、坂本さんが中学・高校時代にハードな受験勉強をして育っていたら、今日あるような柔軟でインスピレーションにあふれた万能型のアーティストになれたでしょうか?
もし、親御さんがお子さんを創造力、問題解決能力のある大人に育てたいなら、幼少期から過度の習い事をさせ、左脳ばかりを鍛える学校の勉強や受験勉強を過度に強いる事は止めた方がよろしいのではないでしょうか?